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Q-Pot Ver.2 について

 Q-Pot Ver.2 の開発及びテストが進んでいます。

デザインの一新、操作性の改善が主なアップデート内容となります。

解答権を持っている人を自動で読み上げるモードの追加、自分の表示位置(表示順)の変更、背景画像を10種類から選択可能といった機能アップデートもあります。

また、通常ルールの最大参加人数が16人->20人になり、AQLルールの最大参加人数と同じになります。

今はテストを積んで初期不具合を修正している段階です。

4/11(日)AM 予定のリリースまでお待ち下さい。 4/10 21:30 リリースしました!

回線ラグについて

Q-Pot は、早押しクイズをオンラインで行う以上、どうしてもネットワークがもたらす「ラグ」という概念とは切っても切れない関係にあります。早押しクイズはリアルタイム性が求められるので、ボタンを押したのにすぐに反応がないことによって、ラグを感じるケースが多いと思います。
Q-Pot の場合、ラグは以下3つの要素の掛け算で現れてくるものなので、どれかひとつの要素で遅延が大きくなると、それがボトルネックとなって全体に影響が出ます。

(1) 入室者がお使いの回線に起因する遅延(特に有線か無線か)
(2) Q-Pot のアプリそのものの処理遅延
(3) Q-Pot が使用しているサーバーの遅延

このうち、(2) については当方である程度考慮して作成されており、早押しボタンにかかわる処理は、なるべく遅延を起こさず、高優先度で処理される設計です。
(3) については、Q-Pot が使用している音声通話PFの仕様に依存するところですが、こちらで計測したところ、20-30ms 程度のレスポンスが得られています。この程度であれば、ほとんどラグを感じないレベルだと思われます。ただし、この音声通話PFは、クイズだけでなく日本全国色々なオンラインツールで使用されているPFのため、接続者数が多くなればレスポンスも遅くなるリスクはあります。

(1) は、当方の経験上、特にWi-Fiなど無線環境の人に遅延が起こりやすいようです。他の入室者との接続状態の乖離が大きくなると Q-Pot から自動退室という挙動になることもあります。どんなに高速な無線環境であっても、無線の特性上、どうしても通信速度の粗密が発生するものですから、開発者としては、有線環境でクイズされることを推奨しています。オンラインクイズにおいては、普通速度の有線環境は高速な無線環境に勝ります。

入室者のうち特定の人のみラグを感じるようであれば、(1) が原因の可能性が高く、全員に等しくラグを感じるようであれば、(3) が原因の可能性が高い、と切り分けできます。

上記情報が参考になればと思います。